しらせの先端にある穴、これは氷の上にある雪を溶かす海水を出すための穴だという。1時間に15トンほどの海水を出し雪を溶かしていく。
南極の周囲には氷で埋め尽くされた海に加え暴風圏の危険エリアがある。こうした難所を超え昭和基地に向かっていく。暴風圏では船が53度傾くこともあったという。ちなみに今回のしらせは2代目、南極観測船としては4代目にあたる。南極観測は1956年に始まり、その際に使われた「宗谷」は海上保安庁が運用していた。そこから「ふじ」「初代しらせ」と観測船が変わっていく。現在のしらせは2009年から使用されている。
日本出発から26日目、さらせは暴風圏に入っていく。甲板には乗組員・南極観測隊員が集まり海洋観測が開始される。最初の観測は海水を集め、潮の流れを観測する。クレーにゃウィンチを使い観測機を海に落としていく。その深さは500m、うねりも強いためワイヤーを調整していく。15分ほどして採取を終えると南極観測隊員が解析していく。またプランクトンの採取なども行っていく。
航海26日目、しらせは暴風圏や氷の海に入っていく。この日初めて氷山を観測する。隊員たちは南極に来たことを実感する。出港から31日目、波は激しくなり甲板への出入りが原則禁止となる。波は甲板を乗り越えてくる。そんな中、乗組員の1人が倉庫に物資などの固定に緩みがないか確認していく。またこの日観測隊と自衛隊で輸送のための会議が行われる。南極観測隊が越冬のために必要な物資は1145トン、越冬隊の荷物を優先するための計画が話し合われた。
暴風圏を抜けると、雪が降りはじめ甲板に積もっていく。隊員たちはヘリポートなる甲板の雪かきを行う。
流氷域に入っていくしらせ。こうした氷河は船体を傷つけることもあるために、航行は細心の注意を払う。そんな中、船内では餅つきが行われた。南極に向けて隊員たちの力餅となるという
出港から35日目、しらせは巨大な氷の浮かぶ流氷域へ。そんな中、氷上でアデリーペンギンを発見する。しらせは氷を粉砕しながら進んでいく。甲板では観測隊がその様子を見るために集まった。そんな中艦橋の中では齋藤艦長がこの流氷域を超えるのに時間がかかるかもしれないと口にする。昭和基地までは200キロ、氷がなければ半日ほどでつけるが、おt機には立ち往生することもあるという。1.5mまでの厚さの氷を割ることができるが、それよりも厚い氷のの前でしらせは止まってしまう。するとしらせは後退し、勢いをつけて氷を割っていく。これを繰り返しながらしらせは進んでいく。しかし午後8時55分、しらせは完全に止まってしまり、さらには氷に流され後退してしまう。かつて第一次越冬隊を迎えに行った宗谷は昭和基地にたどり着けなかったこともあったという。白夜の中、しらせは我慢の時間が続く。流され始めて9時間、1キロも押し戻されてしまっている。しかし徐々に風が弱まり、前進できるようになってきた。航海長の小坂さんの顔にも笑顔が見える。氷との戦いに勝機が見え始めた頃、天気も好転し出した。流氷域を脱した隊員たちには笑顔を見せた。
昭和基地まで50キロ、ヘリのブレードが取り付けられた。航空管制の仕事をする知久さんは偵察フライトのための指示を出す。ヘリには艦長なども搭乗。鳥などとぶつからぬように配慮し、ヘリは飛び立った。偵察の結果、昭和基地の周辺まで進めると判断。しらせは昭和基地まで18キロのポイントを目指す。しらせは定積雪を溶かしながら着氷を割りながら進んでいく。基地から18キロ、ヘリで昭和基地へと上陸に入る。越冬隊向けの物資を載せ、ヘリは飛び立つ。
南極の周囲には氷で埋め尽くされた海に加え暴風圏の危険エリアがある。こうした難所を超え昭和基地に向かっていく。暴風圏では船が53度傾くこともあったという。ちなみに今回のしらせは2代目、南極観測船としては4代目にあたる。南極観測は1956年に始まり、その際に使われた「宗谷」は海上保安庁が運用していた。そこから「ふじ」「初代しらせ」と観測船が変わっていく。現在のしらせは2009年から使用されている。
日本出発から26日目、さらせは暴風圏に入っていく。甲板には乗組員・南極観測隊員が集まり海洋観測が開始される。最初の観測は海水を集め、潮の流れを観測する。クレーにゃウィンチを使い観測機を海に落としていく。その深さは500m、うねりも強いためワイヤーを調整していく。15分ほどして採取を終えると南極観測隊員が解析していく。またプランクトンの採取なども行っていく。
航海26日目、しらせは暴風圏や氷の海に入っていく。この日初めて氷山を観測する。隊員たちは南極に来たことを実感する。出港から31日目、波は激しくなり甲板への出入りが原則禁止となる。波は甲板を乗り越えてくる。そんな中、乗組員の1人が倉庫に物資などの固定に緩みがないか確認していく。またこの日観測隊と自衛隊で輸送のための会議が行われる。南極観測隊が越冬のために必要な物資は1145トン、越冬隊の荷物を優先するための計画が話し合われた。
暴風圏を抜けると、雪が降りはじめ甲板に積もっていく。隊員たちはヘリポートなる甲板の雪かきを行う。
流氷域に入っていくしらせ。こうした氷河は船体を傷つけることもあるために、航行は細心の注意を払う。そんな中、船内では餅つきが行われた。南極に向けて隊員たちの力餅となるという
出港から35日目、しらせは巨大な氷の浮かぶ流氷域へ。そんな中、氷上でアデリーペンギンを発見する。しらせは氷を粉砕しながら進んでいく。甲板では観測隊がその様子を見るために集まった。そんな中艦橋の中では齋藤艦長がこの流氷域を超えるのに時間がかかるかもしれないと口にする。昭和基地までは200キロ、氷がなければ半日ほどでつけるが、おt機には立ち往生することもあるという。1.5mまでの厚さの氷を割ることができるが、それよりも厚い氷のの前でしらせは止まってしまう。するとしらせは後退し、勢いをつけて氷を割っていく。これを繰り返しながらしらせは進んでいく。しかし午後8時55分、しらせは完全に止まってしまり、さらには氷に流され後退してしまう。かつて第一次越冬隊を迎えに行った宗谷は昭和基地にたどり着けなかったこともあったという。白夜の中、しらせは我慢の時間が続く。流され始めて9時間、1キロも押し戻されてしまっている。しかし徐々に風が弱まり、前進できるようになってきた。航海長の小坂さんの顔にも笑顔が見える。氷との戦いに勝機が見え始めた頃、天気も好転し出した。流氷域を脱した隊員たちには笑顔を見せた。
昭和基地まで50キロ、ヘリのブレードが取り付けられた。航空管制の仕事をする知久さんは偵察フライトのための指示を出す。ヘリには艦長なども搭乗。鳥などとぶつからぬように配慮し、ヘリは飛び立った。偵察の結果、昭和基地の周辺まで進めると判断。しらせは昭和基地まで18キロのポイントを目指す。しらせは定積雪を溶かしながら着氷を割りながら進んでいく。基地から18キロ、ヘリで昭和基地へと上陸に入る。越冬隊向けの物資を載せ、ヘリは飛び立つ。