ドジャース・大谷翔平がかぶりつくのはファミリーマートが発表した新作おむすび「ぼんご監修手巻肉そぼろ(卵黄ソース)」「大きなおむすびマヨたま」。ファミリーマートは4種類のおにぎりを来月4日から順次販売する。去年2人以上の世帯がお米にかけた支出は平均で2万7196円と減少が続く一方、おにぎりは6166円で過去最多に。インバウンド需要の高まりや専門店がミシュランに選出されブランド化するなど手軽な軽食のイメージから進化を遂げる“おにぎり文化”。これに伴いおにぎり戦略を強化する動きが相次いでいる。コメダは今月から新業態「おむすび米屋の太郎」をオープン。セブンイレブンは一部の商品を低価格で据え置いているほか、ローソンでは2018年に発売した「悪魔のおにぎり」が累計8000万個以上を売り上げ大ヒット。さらに長期保存可能な冷凍食品の販売を始めている。ファミリーマートでもおにぎりは消費者が来店する目的のトップになっていて、前年度を超える販売数を記録。「ぼんご」との新商品などで需要掘り起こし・売り上げ向上を目指す。ファミリーマート・細見研介代表取締役社長、ファミリーマート商品本部・デリカ食品部・木内智朗部長のコメント。