にっぽん美味礼讃では香川県まんのう町で郷土料理を伝えている馬場俊江さんを尋ねた。しょうゆ豆の誕生は四国88箇所をまわるお遍路さんが地元の人にもらったそら豆を炒ったところ醤油壺に豆が弾けて入った。後で取り出して食べると香ばしい豆に醤油が染み込んでなんとも言えない美味しさとなった。以来、各家庭で好みの味付けにされ受け継がれている。乾燥した空目豆を約10分間炒る。炒った豆を5、6時間水につけ水分を含ませる。しょう油、佐藤、みりんでだし汁を作り、豆をだし汁に一昼夜つけて完成である。香川県では小学校の給食にも出される。