日銀による利上げが意識されて長期金利上昇基調にあるが、ここ数年の株高金利高の中で企業が金利上昇で利払い負担が増える影響を売上げの増加でカバーするには、今年度1年前に比べて4%の増収が必要との見方が出ている。金利が上昇すれば借入金や社債の利払い負担が膨らむが、みずほリサーチ&テクノロジーズの服部主席エコノミストの試算では、1%の金利上昇に伴い国内企業の今年度の売上高が1年前に比べて4%増えると、賃上げなどで固定費が増えても売上げの増加で利払い負担の増加を相殺できるという。(日経電子版)
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.