ゆく年くる年は有名寺院で鳴らす除夜の鐘を生放送する番組で、この番組を観ながら年を越すのが昭和の家族のあるあるだった。かつて民法も全てゆく年くる年を放送していた。民法テレビ版は1956年にスタート。目的はNHKの「ゆく年くる年」に対抗するためだった。当時、NHKの紅白歌合戦からNHKのゆく年くる年までが国民的行事で、チャンネルを変える視聴者は少なかった。そこで、全国の民法の知恵と技術を集結した巨大な番組を作ることを考えた。民法の「ゆく年くる年」は33年間放送され、高視聴率を獲得したこともあったが1988年に放送終了となった。