戸田浩司氏とともに日経平均の展望を見ていく。38400円~39100円ほどと見られ、NYの堅調さを受けて高くなることも予想されるがアメリカ大統領選の結果を見極めるため様子見を行うことが予想される。一方で選挙結果は投資家も織り込み済みのため日米株価の波乱は起きにくいと見られる。戸田さんは日銀が追加利上げを行うことは致命的な結果となるのではないかと見ていて、7月末に日銀が利上げを決定すると株価が急落していたが、これまでにもアメリカが政策金利を下げて日本が金利を上げたタイミングでリーマンショックが発生していたと紹介。植田総裁は実質金利は大幅なマイナス水準と指摘していることから過去の利上げと今回の利上げを同列に扱う必要はないとの見方もあると紹介。焦点となるのはアメリカの利下げで、強い引き締めの中でも底堅くアメリカ経済は動いているが、金融市場に引き締めのストレスが掛かっているが、日本では実質政策金利がマイナス圏にあることから悲観すべきではないとしている。