日銀は今日まで開いた金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除し、金利を引き上げることを決めた。日銀が最後に利上げしたのは2007年で17年ぶりの利上げとなる。マイナス金利政策では金融機関が世の中に金を回すよう促す狙いがあったが、今回の会合ではイールドカーブ・コントロールと呼ばれる金融政策の枠組みなどを終了することを決めた。市場では今後も緩和的な金融環境が続くとの見方が広まり円安が進んだ。これを受け日経平均株価は値上がりし、4万円台を回復した。植田総裁は夕方に岸田総理と会談し、引き続き政府と連携して政策運営にあたっていくことを確認した。
利上げの影響を紹介。三菱UFJ銀行と三井住友銀行は普通預金の金利を引き上げることを決めた。みずほ銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行も普通預金の金利を引き上げるなどの対応を予定している。一方、住宅ローンの「変動型」の金利を引き上げるかどうか金融機関が今後判断することになる。また、企業にとっては借り入れの負担が増えて経営悪化のおそれもある。
利上げの影響を紹介。三菱UFJ銀行と三井住友銀行は普通預金の金利を引き上げることを決めた。みずほ銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行も普通預金の金利を引き上げるなどの対応を予定している。一方、住宅ローンの「変動型」の金利を引き上げるかどうか金融機関が今後判断することになる。また、企業にとっては借り入れの負担が増えて経営悪化のおそれもある。