りんごの「10大ニュース」は、りんご生産者や流通関係者などでつくる青森県りんご協会が県や大学、報道機関の担当者などによる投票を集計して、毎年発表している。その結果、1位には去年産のりんごの販売額が1221億6000万円と過去最高を更新するとともに、10年連続で1000億円の大台を超えたことが選ばれた。県りんご協会は、夏の猛暑の影響で収穫量が少なくなり、高値で取り引きされたためだとしている。2位には、りんごの販売単価が高騰し、産地価格は記録が残る昭和55年以降最も高い1キロあたり301円となったことが選ばれた。3位は、ことし5月上旬にりんごの花の受粉を助ける「マメコバチ」の活動が少ないケースが見られたことから、県が臨時の調査を実施した結果「影響は限定的だ」との結果を発表したことが選ばれた。県りんご協会・内山国仁会長のコメント。