自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、衆議院予算委員会では旧安倍派の会計責任者の参考人招致について採決が行われた。採決では立憲民主党と日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、共産党などの賛成多数で参考人招致が議決された。少数の与党側は自民党が反対し、公明党は退席した。参考人招致の議決は全会一致を原則としてきていて衆議院予算委員会で賛否が分かれた形で決まるのは51年ぶり。議決を受け安住委員長が会計責任者に対し来月10日をめどに委員会に出席するよう要請することにしているが、出席は任意となっていて会計責任者は「裁判で証言した以上のことはない」と、招致には応じられないとの意向を示しているという。