東京都議会議員選挙の投開票まできょうで2カ月。都議会議員選挙の後には参議院選挙も控える中、各党は前哨戦と位置づけて国政選挙並の体制で臨む構えで、候補者の擁立作業は大詰めを迎えている。都議選は42の選挙区で127の議席をめぐって争われ、これまでのNHKのまとめによると、236人が立候補を予定している。都議会に議席のある政党のうち、現在第一党の自民党は34人の公認を決めている。都民ファーストの会は35人、公明党は22人、共産党は24人、立憲民主党は19人、日本維新の会は6人、生活者ネットワークは3人の公認を決めている。都議会に議席のない政党について、国民民主党は11人の公認を決めている。れいわ新選組は3人、参政党は4人、社民党は1人、再生の道は48人の公認を決めている。都議会は小池都政を支持する立場の自民などと、反対の立場の共産党などで構成されている。選挙では、小池都政を支持する勢力が過半数の64議席を獲得するかや、政治資金パーティーをめぐる問題のなか、自民党第1党を維持するか、その他議席をもたない政党などがどれほど議席を獲得するかなどが焦点になるとみられる。