先月大阪で関西在住のミャンマー人などが、ミャンマーの民主化を支援する団体による募金活動を行っていた。募金活動に参加していた女性は、クーデターが起こる前までは小学校の教師をしていた。軍の統治に抵抗して同僚とともに職務を放棄する不服従運動を展開したが、武力で抑え込まれた。その後独学で日本語を勉強していた経験から日本へ出国しようとしたところ、空港で拘束された。2週間にわたり尋問され死をも意識したというが、家族が軍に金を支払い釈放されたという。おととし10月に日本へと脱出し、現在難民認定を申請している。今はアルバイトを掛け持ちしながら、現地で子どもたちを支援する団体に送金し続けている。女性は「ミャンマーの子どもたちの教育がよくなるという思いで活動したい」などと語った。女性と共に活動するポー・チョーさんは民主派勢力の一員で、デモに参加した際に仲間が軍に目の前で射殺され武器を取ることを決意したという。約1年にわたりジャングルで軍と戦ったが、難民として日本で暮らしていた父親が亡くなり、仲間から「日本に行って支援をしてくれ」と言われたという。ポー・チョーさんは「命がある限り彼らと同じ気持ちで支援をし続けたい」などと語った。ポー・チョーさんも募金活動に参加したが、立ち止まる人はわずかだった。心が折れそうになる時、「1人でも多くの日本人にミャンマーで何が起きているのかを知ってもらいたい」との仲間との約束を思い出すという。
