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「アオモリトドマツ」 のテレビ露出情報

タモリらは蔵王温泉の温泉街を散策。温泉街は山にぐるりと囲まれている。地質学専門の山形大学・中島和夫名誉教授によると、約100万年前、この地には一つの大きな火山があった。水蒸気爆発をきっかけに大規模な山体崩壊が起き、温泉街の窪地が生まれたという。水蒸気爆発によってできたひび割れ。このひび割れによって地下水がくぼみに集まり、それが火山ガスに含まれる硫化水素と出合って硫酸が発生。その硫酸が温泉に流れ込み、蔵王温泉には強酸性の温泉が多数湧き出ることとなった。
タモリらは蔵王温泉のゲレンデを散策。この地で起きた山体崩壊はスキー場をつくるという意味において非常に大きな利点となった。蔵王の象徴とされている樹氷はアオモリトドマツに雪や氷が付着してできたもの。冬になると、シベリア方面から季節風が吹く。日本海の対馬暖流から水分をたくさんもらった季節風が朝日連峰にぶつかって上昇し、大きな雪雲をつくる。雪雲の上部には過冷却水滴という0℃でも凍らない水滴ができる。これが風に飛ばされて、この地にあるアオモリトドマツにぶつかり、その衝撃で一気に凍る。こうして樹氷ができるという。
タモリらは再び蔵王温泉の温泉街を散策。蔵王温泉の価値を高めることに貢献したのが、吉田茂の側近としてGHQと英語で対等に渡り合い「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた白洲次郎。白洲は東北電力の初代会長でもあった。白洲は蔵王の景観を気に入り、昭和32年に山荘を建てた。その山荘は現在も当時のままの姿で残っている。白洲は蔵王を東洋のサンモリッツ(スイスのリゾート地)にしようとしていたという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月31日放送 5:00 - 5:10 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
スキージャンプの高梨沙羅選手が環境保護活動の一環として競技で縁のある山形市の蔵王で樹氷を守る取り組みを行った。

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