イスラエル・ネタニヤフ首相はアメリカが兵器や弾薬の供与を滞らせていると改めて不満を示した。こうしたなか、イスラエル・ガラント国防相がアメリカを訪れオースティン国防長官らとガザ地区での軍事作戦などについて協議する予定。イスラエルに対するアメリカの武器支援が遅れているとして、ネタニヤフ首相とバイデン政権の対立が再び浮上している。イスラエルのテレビ12チャンネルによると、アメリカ政府高官はアメリカからイスラエルに送られた武器の量は、この数か月50%減少していると述べた。これについてアメリカ政府高官は「当初は議会の承認なしに武器支援が行われ、現在はそれが減っていることに加え、戦闘も減っているためだ。」と説明している。一方、ニュースサイト「アクシオス」によると、アメリカ政府高官はアメリカの武器供給を巡るイスラエルのネタニヤフ首相の非難に反発し「イスラエルの首相の政治的な発言に返答し続けることはしない。今週、ワシントンでガラント国防相と建設的な協議を行いたい。」と述べた。