絵の中の壁の張り紙を拡大していくともう1枚の絵が出てくる。スマートホンのレンズによっていくとレンズの中にまた絵があるなど、無限に続いていく様子から「無限アート」と呼ばれている。企業の広告やゲームアプリなどに活用され話題になっている。作品を手掛けたのはイラストレーターで漫画家のたきやまなおさん。はじめは海外で流行したといい、北アイルランドの描いた作品は緻密に書き込まれた線と奥へどこまでも続いていく様子が不思議な没入感を生んでいる。どんな仕組みになっているのか、たきやまさんにそらジローの無限アートを制作してもらった。必要なのはiPadと専用のお絵かきアプリ「Endless Paper」。絵を描き、絵をあてはめたい場所を拡大しその中に次の絵を描き、絵の中に絵を描き足していくことで出来上がる。下絵も含め7時間ほどで完成したそうだ。