医療用品メーカーのダイヤ工業では空気を動力とするアシストスーツを開発している。歩く動作で空気をため、荷物を持ち上げる姿勢をとると首の部分にある部品が反応し、人工筋肉が作動するという。岡山で白菜を栽培する岡崎貴之氏は新たなアシストスーツを試用し、「農家は高齢化が進んでいる。(身体を)サポートしてくれるので年配の方にオススメ」と語った。ただ、パワーはあるものの持続性は今ひとつで、改善に繋げたいという。同社のアシストスーツの売上高は2014年度は300万円ほどだったが、2023年度には1億円を超えるまでに成長。スーツの魅力を広めるべく、各社のスーツを集結させた体験型施設をつくった。