先週、ニューヨークのアップルストア。平日の昼間にも関わらず多くの客が来店。関税の影響で値上がりする前に買おうという駆け込み需要が起きていた。アメリカで販売されるiPhoneは大半が中国で製造されている。中国への追加関税により上位モデルのiPhone16ProMaxは79%値上がりするとの試算も。1台30万円を超える計算。しかし、週末、トランプ政権はスマートフォンやパソコンなど相互関税の対象から外すと発表。消費者の反発に配慮したとみられ政策が2転3転。これで関税を免れたのは一部の企業のみ。中国系移民ら約15万人が生活するニューヨークのチャイナタウン。楽しめる本場の中華料理は中国から多くの食材を仕入れている。30年以上営業している雑貨店も商品の7割以上が中国製。関税で仕入れ価格が上昇。在庫で値上げをせずにしのいでいる間に関税戦争が落ち着くことを期待していたがインタビュー中にも中国への関税が引き上げられるとのニュース。