ドジャースの先発マウンドにあがったのはケガから復帰後2度目の登板となる山本由伸。地区優勝へのマジックを10としてるドジャースだが、主力投手に故障が相次ぎ、9月のチーム防御率は5.37。そんな中、投手陣の柱として期待される山本は初回、いきなり先頭に四球を与える。その後、ランナーを3塁におき、M.オズナを打ち取り、ピンチを0点で切り抜ける。3回裏、エドマンとヘルナンデスによる華麗な中継プレーに助けられ、無失点ピッチングを続ける。しかい、4回もノーアウト3塁のピンチを背負った山本。バッターは第1打席で二塁打を打たれてるS.マーフィー。多彩な球種を使い分け、最後にスライダーで三振に。4回無失点でマウンドを降りた。続く5回表、チャンスで大谷翔平の第3打席。ショートゴロに打ち取られるも、1、2塁はセーフで追加点をもたらす。第4打席は7回1アウト満塁でセカンドがホームに送球するも間に合わず、3塁ランナーが生還。ノーヒットながらこの日2打点をマーク。リーグ打点王W.アダメスとの差を1に縮め、優勝マジックを9に減らしている。