けさは今週金曜日に公開されたディズニー100周年記念作品映画「ウィッシュ」。監督を務める2人に風間さんがインタビューした。「アナと雪の女王」を手掛けた監督、クリスさんとファウンさんの2人が再びタッグを組んで制作された今作。舞台となるのはどんな願いも叶うという魔法の王国・ロサス。実は王様の素顔は人々の願いを叶えず支配する悪の存在。その事実を知った主人公・アーシャがみんなの願いを取り戻すため仲間とともに悪の王に立ち向かう物語。GREAT POINTは「100周年でみせるディズニー愛の集大成」。風間さんはDREAM・MAGIC・WISHの3つはディズニが大事にしてきた大きなテーマだと思う。そのウィッシュという名前がついた映画が始まると聞いたときにワクワクが止まりませんでした」というと、クリスさんは「(まず製作するにあたって)ボードに今までの映画のイメージを貼り、ディズニー・アニメーションの歴史をすべて一目で分かるようにした。多くの映画に共通するテーマは主人公が星に願いをかけること。ディズニーの100年を本当に称えたいならタイトルは”ウィッシュ”にすべきだと思った」と語る。これまでディズニー作品が長年描き続けてきたのが「願いの力」。その歴史を称えて「ウィッシュ」というタイトルを付けたという。風間さんが映画を見ていて気になったキャラクターがスターの粉が願いを叶えるときに出す粉が「ピクシーダスト」と繋がっているように思ったこと。「ピクシーダスト」とはディンカー・ベルが羽ばたくときに出る金の粉のこと。今作でもこれに似たシーンが有る。それは突然子ヤギが話せるようになるシーン。なんと100以上もの過去作品へのオマージュが隠されているという。クリスさんは「みんなが君みたいに感じ取ってくれると嬉しいよ」と風間さんに言った。映画「ウィッシュ」は現在公開中。