卓球女子団体準決勝、日本の相手はドイツ。第1試合は今大会負けなし「ひなみう」ペアが登場。左腕を負傷している早田選手はテーピングを巻いて出場した。息のあったコンビネーションでドイツに付け入る隙をみせず第1ゲームを奪うと、第2ゲームではリードを許すがまたたく間に逆転し2ゲームを連取した。第3ゲームはドイツに取られ2-1となり第4ゲームでは序盤から一進一退の攻防が続くが日本がリードし第1試合を勝利した。石川佳純さんは張本美和選手が団体戦のキーポイントになるとみている。張本選手は第2試合に登場、第1第2ゲームと落とし第3ゲームでは同点に追いつくがストレート負けとなった。第3試合のシングルスには平野選手が登場、第1第2ゲームと連取、第3ゲームは前半はドイツにリードされるが連続でサービスを決めて追いつくと第3試合をものにした。第4試合張本選手が再登場、第1ゲームは序盤リードを許すが同点に追いつき逆転勝ち。第2ゲームも連取すると第3ゲームは一方的な展開に。相手に1ポイントも与えず勝利をおさめ日本が決勝進出を決めた。ベンチに戻った張本選手は重圧から解き放たれたのか涙をみせた。決勝では王者・中国とぶつかる。決勝への意気込みを平野選手は「きょうは苦しいところもあったんですけど、こういう試合をしたからこそあしたはもっと向かっていけると思うので、3人で力をあわせて決勝に向かっていく気持ちで頑張りたいです」などと語った。日本3-1ドイツ。