トランプ大統領はサウジアラビアでシリア・シャラア暫定大統領と会談し、アサド政権時代の制裁を解除すると表明している。カタールではタミム首長と会談しカタールの航空会社が米ボーイングから最大210機の旅客機を購入することで合意している。シャラア暫定大統領は過去にイラク・アルカイダのメンバーだったこともあり、会談はサウジ皇太子の立ち会いのもとで実現した。また、トランプ大統領はカタールから贈呈される4億ドル相当のジェット機を大統領選容器にしたい考えだが、安全面などを懸念する声も聞かれている。アサド前政権を崩壊に追い込んだシャラア暫定大統領だが、トランプ大統領は印象について戦闘員の経験があり力強いなどと評価した。非公開の会合では全外国人テロリストを国外退去させイスラエルとの国交正常化を促進するよう求めたという。トランプ氏はカタールはテロ資金を提供してきたと非難してきたが、訪問は手の込んだ歓迎で行われ互いに助け合っていくと言及している。