調査前には森の間伐材で巣箱作りを行い、沢山の巣箱が完成。イメージする鳥の巣箱は外側に穴があると思うがヤマネの巣箱には穴がなくヤマネが歩いてくる木の右側に穴が開いていた。こうすることで鳥などが使う可能性を下げる工夫である。2025年6月、巣箱の設置が行われた。国の天然記念物を調査するので、大学から国と自治体に申請を行っていきものの森の15か所に設置した。ヤマネは巣穴が決まっていないが、子育てする時だけメスは巣を作るという。つまりヤマネが子育てをしていれば痕跡が残ることとなる。繁殖期の夏は観察を休止し、10月に入り観察を再開。コケや樹皮がヤマネのサインとなる。巣箱を明けてみると葉っぱが大量に入っていた。他の巣箱にはコケや樹皮が沢山入っていたが、ヤマネの気配がなかったので巣材を観察。
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