二条城の間取り図から学ぶ歴史不動産Q。二の丸御殿の離れとなる6つ目の棟には将軍家の台所があった。現在は建物のみが現存、城内に江戸時代初期の台所が残るのは国宝二の丸御殿だけの特徴ということ。江戸時代の間取り図を見ると台所と二の丸御殿は繋がっていて食事をスムーズに運ぶことができた。1626年後水尾天皇を二条城に招待しタイやカラスミなど超高級食材を全国から調達し盛大なおもてなしが行われ600人以上の料理を調理したということ。問題台所にあった設備は?A 動きを管理する指揮者台 B食材を管理する貯蔵台。正解はA。天皇家や将軍家の料理を作る時には専門の役人が台に登り大人数が滞りなく動けすよう管理・指揮をとっていた。また毒を盛られないよう監視する意味もあったと伝えられている。
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