ローマ教皇を守る精鋭部隊を目指す若者とローマ教皇に密着。バチカンの外はイタリアの兵士や警察が警備しているがバチカン内部はスイス衛兵が守っている。スイス・フリブールにする20歳のレオは間もなくバチカンに旅立つ。スイス衛兵の応募資格は19~30歳の独身スイス人。身長は174cm以上。新兵訓練を終了していて敬虔なカトリック教徒であること。任務期間は2年2か月。レオは小さいころから衛兵になることを夢見ていた。14人の新兵を乗せたバスはバチカンの門をくぐった。過ごす部屋は相部屋で狭く遮るドアもない。到着して間もなくすぐに集合がかけられミサが行われた。翌日、新兵に軍用靴が支給され、制服を作るため1人1人を採寸した。そして新兵の訓練が始まった。もっともきつい訓練は槍を持って立つだけの訓練だった。1時間の訓練だが倒れるものもいるという。一人前の衛兵は4時間見張りを任されることもある。格闘訓練、射撃訓練も行う。この日はイースターの日。サンピエトロ広場には8万人も人が集まった。しかし衛兵にはここで苦い経験があった。1981年、ヨハネ・パウロ2世がサンピエトロ広場でパレードをしていたとき、テロリストのはなった縦断が教皇の腹部に命中。緊急手術のすえ教皇は一命を取り留めたものの、二度とこの悲劇を繰り返さぬよう衛兵は神経をすり減らしてきた。
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