アメリカのブリンケン国務長官はヨルダンのアブドラ国王、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長と相次いで会談した。ブリンケン国務長官は会見にてガザ地区でハマスが一般市民を人間の盾にしているとし、人道回廊設置の重要性を強調した。エジプト側は人道回廊設置についてガザ地区にいる市民に人道物資を送ることは積極であるが、ガザ地区市民をエジプト側に退避させることには反対姿勢を示している。エジプトのシシ大統領にはイギリスのスナク首相も電話しており、ガザ地区から市民を退避させる重要性を説明した。フランスのマクロン大統領は地上侵攻も辞さないイスラエルに対してテロ組織排除する自衛の権利があると述べる一方で、一般市民の保護は民主主義国家の義務だと強調した。地上侵攻に踏み出せばガザ地区から退避できない人質や一般市民に多大な犠牲が出ると懸念されている。