最低賃金が10月から引き上げになる。全国平均は現在は961円だが、1004円になる。全国によってバラつきはある。メリットとして収入増加で経済活性化・格差是正が挙げられるが、デメリットとして企業の人件費増加による業績悪化、雇用減の可能性が指摘される。加谷珪一さんは政府による地方企業の生産性を上げる支援が必要で、自動化、IT化が即効性あるとしている。宮根誠司さんが「自動化・IT化が進んじゃうと逆に人が要らなくなるんではないか」とすると、加谷さんは「そんなことはなくて、少ない仕事で仕事ができればより儲かる仕事に他の従業員を配置できる」等とした。ガソリンの値上げについて、9月7日に「ガソリン補助金拡充」を発動し少しずつ下がってきているが現在1リットルあたり182円となっている。岸田総理は10月中には175円程度の水準を実現したいとしている。加谷さんは「175円は実現すると思うが、問題は年明け以降。」「(ガソリン補助金は)最初は年内で終了となっていたが、大型の経済対策で年明け以降も継続となっている。」等とした。