- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央
オープニング映像の後、キャスター陣が挨拶。
大谷選手の48号ホームランの話題はこのあと詳しく!
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- 大谷翔平
厳しい残暑も続いている。今日は各地で35度以上の猛暑日を記録。東京の都心や愛知・名古屋市では、過去最も遅い猛暑日になった。熱中症での搬送も相次いでいる。今月15日までの1週間に熱中症で病院に搬送された人は、全国で4000人余。9月も半ばを過ぎたが、引き続き熱中症への対策が必要。
古着を販売している東京・調布市の店舗も長引く残暑に手を焼いている。この店舗では今月から秋や冬の服を増やしたが、客からは夏物の問い合わせが絶えないという。リユース店の広報担当・中川稜さんは「夏物のTシャツ、半そでシャツは非常に需要がある。これだけ残暑が続くというのは、正直読めていなかった」と語った。
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- 調布市(東京)
あすも西日本や東日本で猛烈な暑さが予想されている。熱中症の危険性が極めて高くなるとして、関東から沖縄にかけての13の県に「熱中症警戒アラート」が発表されている。こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症への対策が必要となる。
自民党総裁選挙と立憲民主党代表選挙。連日行われている論戦の争点について伝えるシリーズ。2日目は、日本経済。きょう自民党、立憲民主党、それぞれの演説会では、地方経済の在り方などを巡って論戦が交わされた。
愛媛・松山市で演説を行った自民党総裁候補の9人。東京一極集中の是正や、地方の活性化に向けた発言が相次いだ。加藤元官房長官「1000億円規模の地域の人材育成支援交付金を設立し、地域で学びたい人を支援していく」、石破元幹事長「明るい日本を取り戻すために地域のことは地域で考える。それが地方創生」、茂木幹事長「“日本列島の再改造”東京一極集中の是正策を進めていきたい」。地方への投資や産業を伸ばすことで成長に繋げるとの主張も。高市経済安保相「世界一のレベルの陸上養殖が日本でできる。世界で初と言われるモジュール型の完全閉鎖型の植物工場を日本企業が開発。まだまだできる。挑戦できる」、小林鷹之前経済安保相「日本各地に世界と勝負できるような産業クラスターをつくる」、林官房長官「交流人口を増やす、観光、おいしいものをつくる。人に来てもらい金を落としてもらう」、小泉進次郎元環境相「農業、漁業、林業、地方活性化のために、出来る限り循環型の経済と社会を確立する」。海外や都市部とのネットワーク強化や、地域の交通手段確保なども論点となった。上川外相「カギは地方空港の国際化」、河野デジタル相「既成を改革して日本企業が持つ技術を最大限発揮できる国にしなければ」。
立憲民主党の代表選挙。4人の候補者は、党主催の最後の街頭演説に臨み、政権交代の必要性や重点政策を訴えた。立憲民主党・野田元首相「政治資金は税金かからないから、無税で相続できる。これはおかしい。世襲政治を制限していくところから政治を変えていかなければいけない」、枝野前代表「みんなが安心して暮らせるもっといい未来が必ずひらける。時代遅れの政治を汚れた政治を変えるしかない」、泉代表「党の再生力を国の再生に使わせてほしい」、吉田晴美衆院議員「教育こそ国の力。日本が変わる時、それは野党の女性党首が誕生した時」。
自民党総裁選後や立憲民主党代表戦後に向けた動き。新総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談。自民党が「来月1日に召集したい」との意向を伝えたのに対し、立憲民主党は「新政権の方針などただす必要がある」として、衆参両院で代表質問に加え、予算委員会で質疑を行うよう求めた。
公明党・山口代表の後任を選ぶ代表選挙が告示され、公明党・石井幹事長のほかに立候補の届け出がなく、石井幹事長の当選が無投票で決定。石井幹事長は、衆議院比例代表北関東ブロック選出の当選10回で66歳。国土交通大臣などを歴任し、2020年から幹事長を務めている。今月28日の党大会で正式に代表就任が承認され、公明党は15年ぶりに代表が交代することになる。石井幹事長は「連立政権の一翼を担い、さまざまな政策を実現していく。先頭に立ち、粉骨砕身、働いていく決意」と述べた。
論戦の争点となっている日本経済について。物価高への対応や賃上げを巡って、連日議論が行われているが、これからの経済に何が一番必要なのか。大企業の社長を歴任してきた経済団体・経済同友会・新浪剛史代表理事が語った日本経済転換の鍵とは。新浪代表理事は、日本経済の現状について「大きく変化していく前兆。デフレから克服し、インフレへ向かっているの間違いない」「2年連続賃金が上がっている。3年続くと“賃金は上がるんだろうな”と社会がそうだと思うようになるには、今年が重要」と述べ、今は日本経済の転換期にあると指摘し「今度は民間のお金を使ってどう経済を良くしようかという大きな変わり目」と述べた。
経済同友会・新浪剛史代表理事が重視する民間主導の経済成長。そのためには、人手不足を乗り越える必要があると指摘。新浪代表理事は「70歳、75歳とか(年齢は場を)広げたら、働ける人も増える」「(解雇規制について)人材の流動化の重要性をまず議論すべき。働く人たちの側に立った金銭解雇は必要なのではないか」、自民党総裁選挙、立憲民主党代表選挙で最も議論してほしいことについては「経済がインフレに変わった日本で、どんな国にしたいのか議論をもっとしてもらいたい。日本の豊かさをもう一度みんなが実感する日本にすべく、動いてもらいたい」など語った。新浪代表理事の印象に残った言葉について星麻琴キャスターは「分かっていてできない政治ではなく、分かったことをやる政治」という言葉をあげた。インタビューでは、年収の壁や医療介護といった社会保障の仕組みが制度疲労を起こしているのは明らかだと話していた。分かっている部分を令和の時代に合った形で、解決していってほしいと語っていたのが印象的だった。あすは外交安全保障について伝える。
能登半島を走るのと鉄道。海岸線や里山の風景を楽しむことができ、観光客も多く訪れる路線。のと鉄道で、今週、震災の経験を語り伝える、語り部列車の運行が始まった。のと鉄道・穴水駅に到着したのは、愛知県からの団体ツアー客。今週、運行を始めた語り部列車は、団体や旅行会社からの予約を受けて運行される。和倉温泉駅までの30分ほどの区間、地震を経験した乗務員が乗客に語りかける。語り部の1人、のと鉄道乗務員・宮下左文さんは、のと鉄道で観光客に向けて9年前からガイドを務めていた。地震が起きたことしの元日も、この列車に乗務。のと鉄道は、地震で線路や設備などが損傷、運転はできなくなった。宮下さんが乗っていた列車は、能登中島駅に止まっていた。激しい揺れに襲われ、その後、大津波警報が。悲鳴が上がり、混乱する中、宮下は40人余の乗客を高台まで必死に誘導。寒さに耐えながら、そのまま一夜を過ごした。宮下さんは「現場に来ると思い出す」と語った。
のと鉄道乗務員・宮下左文さんの石川・輪島市の自宅は全壊。仮設住宅で生活することになった。観光客に向けたガイドができない中、今するべきことは何か。思い浮かんだのは、みずからの経験を語ることだった。のと鉄道は「語り部列車」の運行を決定。参考にしたのは岩手・三陸鉄道。東日本大震災を語る列車を運行。宮下さんは「自分のことば、思いで見た聞いたものを話すのが“語り部列車”」と語った。語り部列車の運行初日。宮下さんが語ることにしたのは、被災者が大きな喪失感を抱えているという現実。3月、鉄道の運行が止まっている駅で、宮下さんは思わぬ光景に出くわした。地震で家を失ったという高齢の女性が、行き場がなく駅にたたずんでいたという。地域経済の復興の厳しさについても。能登の観光を支える和倉温泉では、営業再開できた宿泊施設はまだわずか。宮下さんが語り始めたのには、風化への強い危機感があったそう。今回の地震を決して忘れず、わがこととして捉えることが、能登の復興にも、今後の私たちの備えにもつながる。
日本製鉄による米国の大手鉄鋼メーカー・USスチールの買収計画を巡り、日本製鉄は買収の実現に向けて、審査を進める米国政府の委員会に、計画を再申請したことが分かった。これに伴い、審査期間が延長される見通しで、欧米のメディアは「委員会が買収を認めるかどうかの判断は、11月の大統領選挙のあとになる可能性がある」と報じている。
気象情報を伝えた。
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ドジャース・大谷翔平選手が50−50に向けて、ホームランと盗塁数を表したショーメーターは「HR48、SB48」。48号は、WBCで日本中が感動に包まれた思い出の地での一打だった。「憧れるのをやめましょう」の名言で世界一をつかんだ球場。この試合も見せた。マーリンズ対ドジャース。大谷が第48号、大リーグ通算219本目のホームラン。アジア出身の選手の最多記録。大谷選手は「反撃につながる1本だったのでそこはよかったが、一塁、三塁の場面の方が得点はしたかった」などと語った。ドジャースの残り試合はあと11。地区優勝争いは、2位のパドレスも敗れたため、ゲーム差は3.5のまま。ダルビッシュ投手と松井投手が所属するパドレスとは来週、最後の直接対決3連戦が残っている。地区優勝の行方にも目が離せない。
大相撲秋場所11日目。ただ1人全勝の関脇・大の里が前頭4枚目の琴勝峰と対戦。攻め続け、土俵際、もつれたものの勝ったのは大の里。前に出る相撲で連勝を11に伸ばし、単独トップ。