- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 竹野大輝 吉岡真央 畠山衣美 矢崎智之
オープニングの映像
自民党本部で行われた会見に臨んだ9人の候補者。今回の総裁選挙では派閥の政治資金パーティーを巡る問題を受けて、党改革や政治改革の在り方が争点の1つとなっている。無派閥・高市経済安全保障担当大臣は「各議員が地元の有権者に説明を尽くすべき」としたうえで、政治資金について「公平な配分、公正な使途のチェックをしたい」などとしている。中堅若手の議員が支援している小林鷹之氏は「党改革を断行する。政治資金改革の徹底は当然だ」などとしている。旧岸田派ナンバー2で、岸田総理大臣を支えてきた林官房長官は「全力で党の信頼回復に努める」などとしている。推薦人の多くを無派閥の議員が占め、政治の不透明な金の流れをなくすとしている小泉進次郎元環境大臣は「政策活動費の10年後の公開ではなく、政策活動費は廃止。旧文通費においては使いみちの公開、残金は国庫に返納を義務づける」などと述べた。
上川外務大臣は「法務大臣の経験者として、捜査当局や司法の判断は重く、党の処分も尊重しなければならない」としたうえで、「第三者機関による資金チェックを徹底し、民間企業に匹敵する高いコンプライアンスを実現する」と述べた。旧茂木派の出身で、党改革や政治資金改革を断行するとしている加藤元官房長官は「政策活動費、旧文通費(旧文書通信交通滞在費)は公開をしていく。未使用分は返していく。第三者機関について国会で独立した機関を作り、政治資金の透明性を図っていく」などと述べた。唯一派閥を維持している麻生派に所属し、政治とカネに対する信頼を取り戻していきたいとしている河野デジタル大臣は「不記載の額を国庫に返納してもらうことでけじめをつけたい。政治に関するお金は領収書をつけ年末にしっかり報告する」などと述べた。無派閥の議員が推薦人の多くを占め、政治や自民党に対する信頼を取り戻すとしている石破元幹事長は「政党のガバナンスを律する法律がない。法制定は急務」と述べた立候補表明の会見で政策活動費を廃止する考えを示した茂木幹事長は「党の規律、運営体制、財務体質をゼロベースで見直していきたい。政策活動費は廃止したい」と述べた。
明日以降、日本記者クラブでの討論会を始め、互いの主張を戦わせる公開討論会が15日間に及ぶ選挙期間中に連日のように行われる予定。今回は9人が立候補していることなどから議員や党員の中には今後の論戦を見てから投票先を決めるとするものもいると見られている。討論に詳しい解説員の伊藤雅之氏は3つのポイントを挙げた。1つ目のポイントは「スタートダッシュ」。選ばれる側から見ればこのスタートダッシュでできるだけ目立つ必要があり、どれだけ存在感を示せるかが重要になってくるという。2つ目のポイントは「敵と味方」。勢いのある人に質問して敵として攻めていく戦略を取る方法が考えられる。また、決選投票にもつれ込む可能性を考えて、今争っている相手を味方に引き込まなければならなくなる。敵を味方に引き込むことが政策の論争や政治姿勢の討論の中で見えてくる可能性がある。3つ目のポイントは「政策転換」。今回の総裁選ではかなりいろいろな政策が出てきていて、これまでの政策が転換される可能性もある。これらのポイントを踏まえ、伊藤氏は国民が納得できる説明をすることが大切だと指摘した。
立憲民主党の代表選挙の4人の候補者は徳島市を訪れ、地域活性化や農林水産業の振興をテーマに討論を行った。野田元首相は「令和版の国立農業公社」の発足を提案した。枝野前代表は「地方で住み続けられることにつながる公共的なサービスの担い手の賃金に集中的にお金を使うべき」などと主張した。泉代表は「再生可能エネルギーや住宅の燃料代を下げる取り組みをすることで、家計のみならず地元の工務店や電器店に仕事が回る」などとした。吉田晴美氏は国公立大学の無償化を東京以外の地域にも広め、研究力を高め、新しい産業を作ることの必要性を力説した。代表選・総裁選ともに再来週の投開票日に向けて論戦が本格化する。
兵庫県知事への不信任決議と今後について。NHK神戸放送局の桐山渉記者は斉藤知事の「県政を担うことへの意欲は衰えていないように見える」などとコメントした。また、県の幹部の話として「議会側に動きがあっても知事に大きな動揺は見られない」などとの発言を明らかにした。また、議会関係者からは「知事には職を退いてほしいが、議会解散され選挙になる覚悟がある」などとの声もでているという。
討論会の直後、記者団の前に現れたトランプ氏。自身の勝利を強く主張していた。ただ、アメリカのCNNテレビが討論会を視聴した人を対象に行った調査では、”ハリス氏がよかった”と答えたのは63%。”トランプ氏がよかった”と答えたのは37%だった。ロイター通信では、”トランプ氏の複数のアドバイザーさえハリス氏が勝利したと考えている”と伝えている。こうした中、トランプ氏の態度にも変化が。トランプ氏は、討論会翌日、「あらゆる世論調査で私が勝利した。再戦?検討してみる」と述べた。しかし、翌12日には”格闘技で敗者が最初に口にすることばは「再戦を望む」だ。世論調査では私が討論会で勝利したことは明らか。3回目の討論会はない!”と自身のSNSに投稿。ハリス副大統領との次の討論会に応じる理由はないと主張している。一方、ハリス氏は12日、”私たちは有権者に対してもう一度討論会を行う責任を負っている。この選挙とその争点はこれ以上ないほど重要だ”と反論し、改めて討論会の開催を求めた。こうした中、テレビ討論会でのある発言が波紋を広げている。トランプ氏は「テレビではそう言っていた、犬が食料になっていると」などと述べた。矛先を向けられたのは、オハイオ州のスプリングフィールドに住むハイチからの移民だ。移民は「私たちは犬を食べない。ばかげている。地元行政も証拠はないと言っている。」などと語った。実は、トランプ氏の発言に先立って共和党の上院議員らが、”アメリカにいるべきでない人たちによってペットがさらわれ食べられていると報告がある”とこうした主張をSNSに投稿した。イーロン・マスク氏も肯定するコメントを投稿して情報が拡散する事態となっているのだ。 12日には”市役所などに爆破予告”もあった。こうした状況を受けてハイチ政府は声明で、”仲間の尊厳を傷つけ、生命を危うくしかねない。こうした発言を断固として拒否する”としている。討論会後にロイター通信が行った支持率の調査結果は、前回8月に行った調査結果と比べて、ハリス氏のほうが少し上がっている。トランプ氏としては再び討論会をやって失点するのは避けたいという思いもあるのではないかとみられる。
旧優生保護法の下で不妊手術を強制されたとして、全国各地で続いている裁判の原告やその弁護団が、国が示した原告1人当たり1500万円の慰謝料の支払いで和解することなどを盛り込んだ合意書に調印した。これで一連の裁判は、国が過去の政策の過ちを認める形で、すべて終結することになる。一方、原告側によると、差別を恐れて裁判などを起こすことができない被害者も数多くいると見られ、そうした人たちへの補償の議論が国会で続いている。
- キーワード
- 優生保護法
さらなる高齢化を見据え、政府は閣議で、新たな「高齢社会対策大綱」を決定した。社会を持続可能なものにしていくため、75歳以上で医療費を3割自己負担する対象者を広げることを検討するなどとしている。一方で、希望する高齢者がより長く働ける環境も整えていく必要があるとして、リスキリング(学び直し)の充実に加え、定年延長などを取り入れる企業の支援などを通じ、60代の就業率を5年後に現状より5%増やすことを目標に掲げた。
日本全国の気象情報。
青木選手は2004年にヤクルトに入団。匠なバットコントロールでヒットを量産し、プロ野球史上唯一2回のシーズン200本安打を達成した。大リーグでも6年プレー。日米通算2723安打は歴代5位の記録。引退会見にはチームの後輩たちが駆けつけた。
ヤクルトは今夜、勝てばマジックナンバーが点灯する可能性がある首位巨人との対戦。ヤクルトは1回ランナー2人を置いて村上に打席が回る。第26号スリーランで先制点を奪う。3回にはツーアウト2塁で青木からキャプテンを引き継いだ山田がタイムリーヒットを放ち、村上がホームへ帰った。先発は山野。打たせて取るピッチングで8回2失点の好投。ヤクルトは3連勝となった。
阪神と広島の対決。同点の4回で阪神はツーアウト二塁三塁で近本がストレートを弾き返し、この回3点を奪った。4点リードの6回に先発高橋が満塁のピンチ。堂林がタイムリーヒットを放ち高橋はこのあと1点を失い石井に託し、広島の末包を抑えた。阪神は先月2日以来の2位浮上。
2ゲーム差で3位を追うDeNA。1点リードの4回梶原が2点タイムリー。牧も続いてこの回3点を奪った。先発のケイは7回を2点に抑え約2カ月ぶりとなる6勝目となった。
パ・リーグは首位のソフトバンクが3連勝で優勝へのマジックナンバーを11まで減らしている。今夜は5位のオリックスとの対戦。ソフトバンクは同点の3回チャンスで今宮。オリックスは3連勝中の山下が先発。タイムリーで勝ち越し5回には一塁三塁と攻め周東が犠牲フライとなって1点を加える。先発は有原。オリックス打線を1点に抑え6回セデーニョとの対戦。12号ホームランを放たれ1点差。杉澤を抑えソフトバンクがリードして終盤に入った。試合は現在9回ウラでソフトバンクが8対3でリードしている。
ロッテは1点リードの3回ソトが4試合連続となる20号2ランホームラン。2点リードの6回、2人目の横山が西川にタイムリーを打たれ同点に追いつかれる。7回は澤村が満塁のピンチを招きセンター和田が打球をこぼしロッテは勝ち越された。
ヴィッセル神戸とセレッソ大阪の対戦。ヴィッセルは首位を勝ち点3の差で追っている。開始直後のコーナーキックでこぼれ球をマテウス・トゥーレルが押し込み先制。11分には広瀬が広瀬が追加点を奪う。ヴィッセルは後半に1点を返されたが最後まで集中した守備を見せ3連勝。