自民党総裁選挙と立憲民主党代表選挙。連日行われている論戦の争点について伝えるシリーズ。2日目は、日本経済。きょう自民党、立憲民主党、それぞれの演説会では、地方経済の在り方などを巡って論戦が交わされた。
愛媛・松山市で演説を行った自民党総裁候補の9人。東京一極集中の是正や、地方の活性化に向けた発言が相次いだ。加藤元官房長官「1000億円規模の地域の人材育成支援交付金を設立し、地域で学びたい人を支援していく」、石破元幹事長「明るい日本を取り戻すために地域のことは地域で考える。それが地方創生」、茂木幹事長「“日本列島の再改造”東京一極集中の是正策を進めていきたい」。地方への投資や産業を伸ばすことで成長に繋げるとの主張も。高市経済安保相「世界一のレベルの陸上養殖が日本でできる。世界で初と言われるモジュール型の完全閉鎖型の植物工場を日本企業が開発。まだまだできる。挑戦できる」、小林鷹之前経済安保相「日本各地に世界と勝負できるような産業クラスターをつくる」、林官房長官「交流人口を増やす、観光、おいしいものをつくる。人に来てもらい金を落としてもらう」、小泉進次郎元環境相「農業、漁業、林業、地方活性化のために、出来る限り循環型の経済と社会を確立する」。海外や都市部とのネットワーク強化や、地域の交通手段確保なども論点となった。上川外相「カギは地方空港の国際化」、河野デジタル相「既成を改革して日本企業が持つ技術を最大限発揮できる国にしなければ」。
立憲民主党の代表選挙。4人の候補者は、党主催の最後の街頭演説に臨み、政権交代の必要性や重点政策を訴えた。立憲民主党・野田元首相「政治資金は税金かからないから、無税で相続できる。これはおかしい。世襲政治を制限していくところから政治を変えていかなければいけない」、枝野前代表「みんなが安心して暮らせるもっといい未来が必ずひらける。時代遅れの政治を汚れた政治を変えるしかない」、泉代表「党の再生力を国の再生に使わせてほしい」、吉田晴美衆院議員「教育こそ国の力。日本が変わる時、それは野党の女性党首が誕生した時」。
自民党総裁選後や立憲民主党代表戦後に向けた動き。新総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談。自民党が「来月1日に召集したい」との意向を伝えたのに対し、立憲民主党は「新政権の方針などただす必要がある」として、衆参両院で代表質問に加え、予算委員会で質疑を行うよう求めた。
公明党・山口代表の後任を選ぶ代表選挙が告示され、公明党・石井幹事長のほかに立候補の届け出がなく、石井幹事長の当選が無投票で決定。石井幹事長は、衆議院比例代表北関東ブロック選出の当選10回で66歳。国土交通大臣などを歴任し、2020年から幹事長を務めている。今月28日の党大会で正式に代表就任が承認され、公明党は15年ぶりに代表が交代することになる。石井幹事長は「連立政権の一翼を担い、さまざまな政策を実現していく。先頭に立ち、粉骨砕身、働いていく決意」と述べた。
愛媛・松山市で演説を行った自民党総裁候補の9人。東京一極集中の是正や、地方の活性化に向けた発言が相次いだ。加藤元官房長官「1000億円規模の地域の人材育成支援交付金を設立し、地域で学びたい人を支援していく」、石破元幹事長「明るい日本を取り戻すために地域のことは地域で考える。それが地方創生」、茂木幹事長「“日本列島の再改造”東京一極集中の是正策を進めていきたい」。地方への投資や産業を伸ばすことで成長に繋げるとの主張も。高市経済安保相「世界一のレベルの陸上養殖が日本でできる。世界で初と言われるモジュール型の完全閉鎖型の植物工場を日本企業が開発。まだまだできる。挑戦できる」、小林鷹之前経済安保相「日本各地に世界と勝負できるような産業クラスターをつくる」、林官房長官「交流人口を増やす、観光、おいしいものをつくる。人に来てもらい金を落としてもらう」、小泉進次郎元環境相「農業、漁業、林業、地方活性化のために、出来る限り循環型の経済と社会を確立する」。海外や都市部とのネットワーク強化や、地域の交通手段確保なども論点となった。上川外相「カギは地方空港の国際化」、河野デジタル相「既成を改革して日本企業が持つ技術を最大限発揮できる国にしなければ」。
立憲民主党の代表選挙。4人の候補者は、党主催の最後の街頭演説に臨み、政権交代の必要性や重点政策を訴えた。立憲民主党・野田元首相「政治資金は税金かからないから、無税で相続できる。これはおかしい。世襲政治を制限していくところから政治を変えていかなければいけない」、枝野前代表「みんなが安心して暮らせるもっといい未来が必ずひらける。時代遅れの政治を汚れた政治を変えるしかない」、泉代表「党の再生力を国の再生に使わせてほしい」、吉田晴美衆院議員「教育こそ国の力。日本が変わる時、それは野党の女性党首が誕生した時」。
自民党総裁選後や立憲民主党代表戦後に向けた動き。新総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談。自民党が「来月1日に召集したい」との意向を伝えたのに対し、立憲民主党は「新政権の方針などただす必要がある」として、衆参両院で代表質問に加え、予算委員会で質疑を行うよう求めた。
公明党・山口代表の後任を選ぶ代表選挙が告示され、公明党・石井幹事長のほかに立候補の届け出がなく、石井幹事長の当選が無投票で決定。石井幹事長は、衆議院比例代表北関東ブロック選出の当選10回で66歳。国土交通大臣などを歴任し、2020年から幹事長を務めている。今月28日の党大会で正式に代表就任が承認され、公明党は15年ぶりに代表が交代することになる。石井幹事長は「連立政権の一翼を担い、さまざまな政策を実現していく。先頭に立ち、粉骨砕身、働いていく決意」と述べた。