経済アナリストの馬渕磨理子氏は初任給の引き上げなどについて「初任給だけじゃなく就職氷河期世代など働く人の賃上げが2025年も大きなテーマになる。日本経済が本格的にデフレから脱却するには所得の再分配を進める必要がある。日本のマクロ経済の水準は着実に改善している。このペースが続くとデフレ脱却を確実にできるかもしれない。そのカギはやはり再分配を広めること。具体的には賃上げと103万円の壁を引き上げること。再分配は政治の役割。その権限を持っているのは政府与党、トリクルダウンを起こす政治が期待されている。第2次安倍政権以降政府与党はこれまでのやり方を変えた。それがアベノミクス。副作用の問題はもちろんあるがアベノミクスのベースがあったことでここまで日本のマクロ環境は改善、ここから先大事なのはその果実を自らの手で再分配すること現政権が主体的にこの部分をやるべき還元策を首藤してほしいと思う」などコメント。