日本時間の今朝7時半過ぎ、米・フロリダ州にあるケネディ宇宙センターから宇宙船が打ち上げられた。宇宙船にはアメリカとカナダの宇宙飛行士4人が乗っていて、予定された軌道でロケットから分離され、打ち上げは成功した。「アルテミス計画」はアメリカが主導し日本も参加する月の探査に向けた国際的なプロジェクトで、NASAは2028年を目標にアポロ計画以来となる宇宙飛行士による月面着陸を目指している。今回の宇宙船は10日間の日程で月を周回して地球に戻る計画で、今月7日に月に最接近して月面の様子を撮影する他、地球との通信環境や宇宙船の生命維持装置の作動状況を確認する。人類が月に向かうのは1972年のアポロ17号以来で、月の裏側を飛行する際、人類が地球から最も離れた距離の記録を更新する見込み。月面開発は米中間の競争が激しくなっており、成果に注目が集まっている。
