アメリカ政府は北朝鮮から弾道ミサイルがロシアへ供与され、少なくとも2月がウクライナ国内に着弾したとした。アメリカや日本、韓国などは国連安保理決議違反だと非難している。去年9月には北朝鮮の金正恩総書記がロシア極東を訪問しプーチン大統領と宇宙基地で会談しその後、キム総書記は軍事基地を視察した。北朝鮮は去年11月、軍事偵察衛星の打ち上げに成功したと発表していて韓国の情報期間はロシアから技術支援があったとみている。今週もチェ・ソニ外相ら代表団がロシアを訪れ、プーチン大統領やラブロフ外相と会談し協力拡大について話し合ったとみられている。ロシアはウクライナでの武器不足を補いたい。北朝鮮はミサイルや宇宙関連の技術・不足する物資を受けたい。両国にはアメリカなどに揺さぶりをかけたいとされる。アメリカの調査会社ユーラシア・グループはロシア・北朝鮮・イランの3カ国の協力関係をならず者国家の枢軸として10大リスクの1つとしてあげている。次の焦点はプーチン大統領の北朝鮮訪問でロシア側は3月のロシア大統領選挙以降になる見通しをしている。