来週はクリスマス、年末年始の連休を待ちわびている方もいるのではないか。何かと出費がかさむ時期だが、きょう発表された先月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月より2.7%上昇。主なものでは、米類が63.6%と上昇幅がこれまでで最も大きくなったほか、チョコレートなどもそれぞれ20%以上上昇。ことしは物価高で、生活防衛意識が高まったといわれるが、街で話を聞いてみると年末年始くらいはという人も少なくないよう。年末に向けて活気づく東京・上野・アメ横商店街にも物価高の波が。乾物を扱う店では、仕入れ値の上昇を受けて、昆布は去年に比べて2割〜3割ほど値上げ。かつお節は、削って袋詰めにする際、1袋当たりの量を減らすことで価格を据え置いた。買い物客から聞かれたのは、年末年始はちょっとぜいたくにという「プチ贅沢」志向。カニを中心に扱う店・大橋磨州さんは「“いいものにお金を使おう”というお客さんの感じを実感している」と語った。プチぜいたくの傾向は、忘年会の需要にも。東京・港区にある居酒屋チェーンの店舗では、今月ほとんどの日程が予約でいっぱいに。約8割が、7人以上のグループ。さらに5000円以上の少し高めのコースを頼む割合も増加。会社では「2次会を行わない分、1次会に多くの予算をかける傾向が強まっているのではないか」と分析。
東京都内のリユース店。年末年始にかけて繁忙期を迎える。衣類や家電製品、ブランド品など、幅広く取り扱うリユース店は、これからが1年で最も混み合う時期の1つ。大掃除をきっかけに不用品を売りに来る人や、プレゼントを買いに来る人が多いという。リユース業界の市場規模は、この10年で2倍になったというデータもある(リユース経済新聞の推計)。この店でも物価高の影響もあり、客足が伸びているという。年末年始を控えたこの時期に、どんな商品が売れるのか聞いた。1年間頑張ったご褒美にいいものを少しでもお得に手に入れたい。そんな人たちが多く訪れるという。来年はどうなるのか、専門家は「物価高や円安が落ち着くことは考えにくい。物価高を上回る賃金の上昇が、将来にわたって続くと思える環境を実現することが大事」という。賃金がきちんと上がって、経済の好循環が生まれることを期待したい。
東京都内のリユース店。年末年始にかけて繁忙期を迎える。衣類や家電製品、ブランド品など、幅広く取り扱うリユース店は、これからが1年で最も混み合う時期の1つ。大掃除をきっかけに不用品を売りに来る人や、プレゼントを買いに来る人が多いという。リユース業界の市場規模は、この10年で2倍になったというデータもある(リユース経済新聞の推計)。この店でも物価高の影響もあり、客足が伸びているという。年末年始を控えたこの時期に、どんな商品が売れるのか聞いた。1年間頑張ったご褒美にいいものを少しでもお得に手に入れたい。そんな人たちが多く訪れるという。来年はどうなるのか、専門家は「物価高や円安が落ち着くことは考えにくい。物価高を上回る賃金の上昇が、将来にわたって続くと思える環境を実現することが大事」という。賃金がきちんと上がって、経済の好循環が生まれることを期待したい。
住所: 東京都台東区
URL: http://www.ameyoko.net/
URL: http://www.ameyoko.net/