27日、アメリカのトランプ政権は、留学生が学生ビザで滞在できる期間を4年にする規則の変更案を公表した。学生ビザでの滞在期間は、現状では「学生である限り」などの場合が多いが、期限を明確に定めた形となる。また、報道関係者ビザでの滞在期間は240日とするとしている。それぞれ、延長が必要な場合は申請できるという。国土安全保障省は「過去の政権は、留学生やその他のビザ保持者を事実上無期限にアメリカに滞在させ、安全上のリスクをもたらし、アメリカ国民に不利益を被らせてきた」としている。また、変更案について、今後30日間、一般から意見を受け付けるという。同様の変更案は、トランプ政権1期目にも示されたが、バイデン大統領就任後に撤回されていた。
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