トランプ政権肝入りの政府効率化省を率いる実業家イーロン・マスク氏の言動は日に日に注目されていて、先週行われた日米首脳会談では記者団からマスク氏に関する質問が相次いだ。アメリカのニュース雑誌「TIME」の最新号表紙には執務室に座るマスク氏が描かれ、一部では“影の大統領”とも称されている。今週水曜日、マスク氏はトランプ大統領と共に執務室で初めて記者会見を行った。そこで署名されたのはマスク氏が進める連邦政府の人員削減などに関する大統領令。そのためのターゲットになっているのがUSAID。世界各地で人道支援などを行う政府機関で、職員数1万人以上のほとんどを削減する計画だという。