実業家のイーロン・マスク氏が政府支出削減に向けて一部政府機関の閉鎖や職員の削減を推し進めることには批判の声がある。アメリカ議会民主党はマスク氏を議会に呼んで説明することを求めているといい、連邦職員数百万人の個人情報へのアクセス権を獲得したことについても説明を求めている。一方でCIAを含む数百万人の職員はあと24時間で早期退職の提案を受けるかの判断を迫られていて、4万人がこれにすでに応じている。CIAは雇用見直し計画を受けて機密扱いではないシステムを通して新たに職員のリストをホワイトハウスに送ったといい、リストにはイニシャルなどが含まれていて研修中などの職員は解雇される可能性が高いと見られる。