アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐり、国が承認するよう指示した期限はきょうまでとなっている。玉城知事は最終判断に向けきょうの県議会後に幹部と協議を行うこととしている。工事を承認するかを巡っては県庁内で“司法の判断には従わざるを得ない”承認すべきという意見がある一方で、知事を支える県議・支持者などからは“県民投票で7割超の反対の民意が示されている”などとし承認しない姿勢を貫くべきという意見があり、玉城知事は難しい判断を迫られている。玉城知事はこれまでに“判決内容の精査や行政法学者などの意見について分析を進めている”とのべ、今後の影響をぎりぎりまで見極め最終判断するとみられる。