ニューヨークから中継。アメリカと中国による閣僚級の貿易協議がイギリスのロンドンで始まった。協議は10日まで続く見込みで、関税措置や輸出規制をめぐって対立する中で貿易摩擦の解消に向けて進展するかが焦点。協議にはアメリカからベッセント財務長官やラトニック商務長官、USTRのグリア代表、中国からは何立峰副首相が参加。双方の関税措置に加えて、中国によるレアアースの輸出規制などが議論されたとみられる。5月の閣僚級協議では関税をそれぞれ115%引き下げることや、輸出規制の見直しで合意していたが、その後の対応をめぐって非難の応酬となって協議が停滞していた。
URL: http://www.ustr.gov/