29日、国連総会で一般討論演説に臨んだのは北朝鮮の金先敬外務次官。北朝鮮が本国から国連総会に高官を派遣するのは7年ぶり。金先敬外務次官はガザへの攻撃を続けるイスラエルを、ヒトラーも色あせるほどの集団大虐殺と人道に反する蛮行が公然と行われ世界を驚愕させていると批判した。一方でパレスチナ国家の樹立や国連加盟については全面的に支持すると表明した。朝鮮半島については周辺で実施される訓練によって侵略の脅威が高まっていると発言。アメリカ・日本・韓国を非難したうえで、核保有について絶対に手放さないしいかなる場合でもこの立場を撤回しないと主張した。