富士山はなぜ誕生したのか。まだ十分には解明できていない。タモリらは須走から車で30分のほどの山の中にやって来た。そこにあったのが「神縄断層」だった。この断層は伊豆半島衝突の現場。伊豆半島が本州に衝突した。200万円前は本州と伊豆半島は80kmほど離れていた。60~20万年前に伊豆半島と本州が衝突。衝突したときにフィリピン海プレートは伊豆半島が障害物となりプレートが左右に裂けてしまった。富士山のしたにはフィリピン海プレートの存在が確認できていないという。そのためフィリピン海プレートは左右に裂けたのではないかと考えられている。これが富士山の誕生と関係している。富士山の火山活動となるマグマは地下の太平洋プレート近くで作られる。富士山の地下でフィリピン海プレートが裂けたことにより、大量のマグマをためられる空間ができたのではないかと考えられている。フィリピン海プレートがつながっていると富士山の特殊性が説明できなくなる。富士山の特殊性は10万年という短期間に大量のマグマが出て巨大な火山を作ったこと。もう1つはマグマの成分が玄武岩。この2つの特殊性を説明するためには地下20kmより深い場所に巨大なマグマ溜まりを考えるしかない。富士山はほぼ関東平野全域から見ることができる。このことも富士山が愛されるようになった1つの原因となっている。
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