トランプ次期政権はマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に、国家安全保障担当の大統領補佐官にはグリーンベレー出身のマイク・ウォルツ氏を起用するものと見られる。経済同友会の新浪剛史代表幹事は米中間が断絶し、日本はアメリカに付くように指示が行われるのではないかと懸念を示している。ルビオ氏はキューバ移民の両親のもとに生まれ、東アジア政策のエキスパートにして対中強硬派となっていて、アメリカ基幹産業の再建を目指すとしている。ウォルツ氏は省庁間の調整役を担う役職につくが、これまでにはアメリカの大学を中国のスパイ活動から守る法案の策定に携わってきた。