娘を救った父の絵本。アフリカ系カナダ人の父親と日本人の母親のもとに生まれたブレイスウェイト美桜さん。小学2年生のとき肌の色をからかわれいじめを受けたことをきっかけに学校に行きたくないと父親に打ち明けたという。父親は学校に相談し、クラスメイトの前で自身のルーツについて授業することに。祖先がアメリカの奴隷制を逃れカナダで自由を手に入れたことなどこれまでの歴史や自分達の肌の色に誇りを持っていることを伝えると子どもたちは皆驚いた表情を見せ授業後には美桜さんへの謝罪の言葉もあったという。父親はいじめは異なる人種や文化に無知だったことが原因だということを理解したという。この実体験をもとにした絵本が父親が自費出版したところSNSでは共感の声があがっている。記事では絵本の読者からの声など紹介。