10日、トランプ前大統領は選挙集会で演説し、大統領在任中NATOのある主要加盟国の首脳に「国防費を適切に負担しなければロシアが攻撃してきてもアメリカは支援しないと伝えた」と明らかにした。この発言についてNATO・ストルテンベルグ事務総長は声明で「加盟国が互いに防衛しないと示唆することはアメリカ含む全加盟国の安全保障を損なうことに」と批判した。また、バイデン大統領も声明で「ドナルド・トランプが権力を取り戻したらロシアの攻撃があった場合NATO同盟国を見捨てロシアが望むことを何でもさせることが明らかになった」と非難している。