中国公営の中央テレビなどによると、無人探査機「嫦娥6号」が、2日に月面裏側の南極域に着陸し、ドリルやロボットアームを使って土のサンプル採取したという。南極域は水が氷の状態で存在するとされている。4日、月面を離陸し月の周回軌道に入り、待機中の機体と合体し帰還する計画。地球にサンプルを持ち帰れば世界初となる。「宇宙強国」を目指す中国は2035年までに月面に研究ステーションを完成させる方針で米国などとの開発競争が激化している。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.