約300年前、アメリカ・フロリダ沖で大きな海難事故が起きた。それがスペイン財宝船団の沈没。1715年7月、南米大陸の植民地から得た金銀財宝を本国へ運んでいたスペイン船11隻がハリケーンに襲われ、転覆したという。財宝の価値は数百億円以上。そんなお宝を探し求め、トレジャーハンターのブレント・ブリスベンがチームを結成。5隻の船と莫大な財宝はいまだ海底のどこかに沈んでいる。ブレント・ブリスベンは2010年に沈没船の引き揚げ権を取得し、トレジャーハンティングの会社を設立。毎年夏場の4か月間、財宝の発掘に挑んでいる。ブレント・ブリスベンは今までに数多くのお宝を発掘してきた。宝探しを始めて5年、幻の秘宝・ロイヤルコインや沈没船そのものは見つけ出せていない。まずは磁気センサーを使い、海中の金属類が反応する場所を探し出した。その後、実際に海に潜り、金属探知機を使ってお宝を探した。しかし、収穫はゼロ。