季節が冬へと進む中、キャベツの価格が高騰している。今は産地切り替えの時期だが、愛知県産や茨城県産の冬キャベツの生育が暑さなどの影響で遅れているという。鍋需要の高まりもあり、東京都中央卸売市場でのキャベツの卸売価格は平年の3倍に高騰している。農林水産省によると、キャベツの価格は来月に向かって落ち着く見込みだという。またイクラの価格も高騰しており、背景にはサケの不漁などがあるという。今後のイクラの価格について豊洲市場の大手卸売業者は「年末にかけて需要が高まるが、これ以上上がることはないのではないか」と話している。