きょうの株価の見通しについて壁谷氏が解説。日経平均・予想レンジ36600円~37000円。注目ポイントアメリカ株式相場の本格反転に備える2ヶ月。きのうのアメリカ株の続伸と為替の円安侵攻を受けて朝方は堅調なスタート予想できる。日本は連休が控えており、日米協議の行方も気になる。朝方上昇したあとは午後にかけて様子見ムードが強まるとみている。トランプ政権の政策にふりまわされる形でアメリカの金融市場では一時株安、債権安、ドル安。トリプル安が進み、マネーの米国一国集中から米国離れかという声も上がっている。本格反転に向けて、3つの要因がカギをにぎる。1つ目はトランプ関税の軟化。2つ目はトランプ減税の具体化。3つ目はFRBによる利下げ再開。この要因が現実に置き換わっていく過程で株価にはポジティブにきいてくる。中長期でみた上向きの予想を変える必要はないだろう。