アメリカの消費者物価指数が発表され、1年前と比べ2.7%の上昇と指数の伸びは2か月連続で加速した。ただ、概ね市場予想の範囲に留まり、トランプ関税の影響は今回もまだ顕著には現れていないよう。アメリカが各国に25%の関税を課している新車は0.2%の上昇に留まったほか、輸入依存度の高い衣料品は0.5%のマイナスとなった。食品は3%の上昇、住居費も3.8%の上昇と全体を押し上げた形。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は1年前から2.9%の上昇で市場予想をわずかに下回った。
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