- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 筒井真理子 松居大悟
本日のゲストは脇役6名が実名で登場する「バイプレイヤーズ」。そのメガホンをとった映画監督の松居大悟さん。1985年北九州市生まれ。高校時代に目指したのは芸人。M-1グランプリに4度出場するも結果はすべて1回戦敗退。慶応大学時代、演劇の世界にハマり、2008年劇団「ゴジゲン」を結成。演出を手掛けるようになると、自分が女子に近付けないといったコンプレックスをテーマにしたコメディ劇が次第に人気に。すると公演を見たプロデューサーから映画をやらないかと誘われ、26歳のとき、映画「アフロ田中」で監督デビュー。ここから快進撃がスタート。映画、ドラマ、舞台、MV、小説とあらゆるジャンルで話題作を発表。10月24日からは映画「ミーツ・ザ・ワールド」が公開予定。歌舞伎町を舞台に新たな出会いが導く世界を描いた現代版不思議の国のアリス。生きることに不安を抱く主人公の杉咲花さん、キャバクラ嬢役の南琴奈さん、ホスト役の板垣李光人さんを中心に主人公の母役・筒井真理子さんなど実力派俳優陣が脇を固める。
松居大悟さんのお宝は川口浮舟作 五月人形 兜飾り。本人評価額は100万円で鑑定結果は30万円だった。日本人形文化研究所の林直輝さんは「残念ながらその名がいまは埋もれてしまってますので、現在はこのくらいの評価ですけど今後もっと見直される時代が来ると思います」と話した。
次の依頼人は粟田真さん(65)。20代の頃からロードバイクに熱中。小学校の教師を定年退職した今でも週2、3回は自転車を楽しんでるそう。愛車は120万円のイタリア製で退職記念で購入したものだという。お宝は1000年前にペルシアで作られた珍しいものだという。富山で海運会社を営んでいた祖父・吉郎さんが50年ほど前、骨董店で25万円で購入したもの。去年、骨董商に見てもらったが、5000円だったそう。本当に価値があるものか見てほしいとのこと。ペルシア陶器は7世紀から13世紀にかけてイスラーム勢力が県政を誇った時代に、中近東で作られた焼き物。750年、イスラム教徒に平等な権利を認めるアッバース朝が成立。官僚や商人などの新たな階級が登場し、安定した市民社会が生まれると、陶器の需要が拡大。製造技術は大きく発展した。「白釉藍彩鉢」はそれまでは輸入された中国の白磁を模倣し、白油をかけた簡素なものだったが、王朝成立後はその上からコバルトブルーの絵の具で植物文様などを描き、全く新たな趣のある陶器に変化した。さらに金銀を用いた食器の製造に制限がかかると、金属器にかわる華やかな器として誕生したのがラスター彩鉢器。白油を施して一度焼成し、その上に酸化物または硫化物で絵付けを行い、さらに低温で再焼成する。金が使われていないが美しい光沢を発する。このことから輝きを意味する英語「ラスター」をとって「ラスター彩陶器」と呼ばれるようになった。11世紀には鮮やかな青釉陶器が誕生。これまで剥がれやすかったアルカリ釉の使用を可能にしたからこそ生まれたもので、長年の研究の賜物であった。また、造形も多彩で、貼り付け、蛍手、刻線などの技法をいかしたものも数多く登場。こうしてペルシャ陶器はさらなる飛躍をとげたが、フラグ率いるモンゴルの侵入により窯業は一時停滞。再び陶器が生産されるようになるも独創性は失われ、綺羅びやかでダイナミックな陶器が再び作られることはなかった。
ペルシャ陶器の本人評価額は120万円。鑑定結果は5万円だった。お宝をX線を照射する機械で調査。すると3D画像が浮かび上がり、よく見ると、上部に大きな割れが。注ぎ口に2か所、さらにブラックライトをあてると、後で塗った絵の具が光った。これが19世紀の完品だったら80万円ほどだったという。
今回、秋田・大仙市で出張鑑定。国指定名勝の「旧池田氏庭園」や歴史ある酒蔵がある自然豊かな町。また、一年を通して花火大会が行われる町でもある。
高橋雅巳さん(46)が持ち込んだのは、「ジャイアントロボ」のソフビ人形。高橋さんはソフビコレクターで、置き場所にも困るほどだという。今回の人形は4万円で購入したもので、鑑定額は6万円だった。ソフビ人形は、世界でコレクターが多く、値段が急上昇しているという。
続いてはたいやき店を営む佐藤さん。5年前後継者がおらずこのままでは閉店すると聞き、たいやき屋を継いだという。もちろん当初は失敗ばかりだったが、現在は週末には200個が売り切れるほどの人気店になった。佐藤さんのお宝は「ルチルクォーツの原石」。二酸化チタンの結晶のひとつ「ルチル」が入った水晶の原石。佐藤さんは15年ほど前から天然石を集めており現在は100点ほど所有。これは7年前、夫とミネラルショーに行った際に見つけたものとのこと。88万円だったが旦那さんが値切り、送料込みで60万円で購入。本人評価額は買ったときと同じ「60万円」。結果は「100万円」と大幅UP。ルチルの結晶は水晶のなかに入っていると黄色っぽく光って見えてキレイ。さらに左右で色のグラデーションがあり、どちらも輝いて見える。ルチルの結晶が入っている水晶はそう多くはない。そのなかでも水晶が透明感がないとルチルが映えないとのこと。
続いては川柳が趣味の杉山さん。杉山さんは鑑定団出演記念に「冥土への 土産話の 鑑定団」と披露した。お宝は「鎌田の壺」と呼んでいる薩摩焼の壺。鎌田さんからもらったので「鎌田の壺」と呼んでいる。鎌田さんは骨董商だが、あるとき経営が悪化し、その際祖父が援助してあげるとこれを含む何点かの骨董を渡された。お金は返ってこなかったが鎌田さんが言うにはとても良いものらしいので代々大切にしてきた。本人評価額は「30万円」。結果は「8万円」。「近代に作られたもの。明治時代に薩摩焼が海外に輸出され人気があった。あまりに人気があるので日本各地で薩摩風が作られてきた。これはそういったもののひとつ。お土産品。輪郭線が金で書かれているように見えるが、よく見ると黄色。」などと評価された。
続いては「パステル曼荼羅」にはまっている宮本さん。パステル曼荼羅は直感で選んだ何色かのパステルで下地を塗り、その上に曼荼羅模様を描くというもの。お宝は「弁慶号」のおもちゃ。もともとは40年前、祖父が姉のために買ったもの。子どもの頃の自分には輝いて見えたが触ることを許されなかったという。電池式で今でもしっかり動く。本人評価額は「5万円」。結果は「8千円」。「作られたのは1980年代。メーカーはアルプス商事。弁慶号は北海道で初めて走った蒸気機関車。アメリカで1880年に作られた蒸気機関車を輸入して名前は強さの象徴として弁慶号とした。煙突が上の方に広がっていて、前の赤い部分は『Coecatcher』という牛よけ。でも集めている人たちが少ない。」などと鑑定された。
次の依頼人は愛知県小牧市に住む小島孝さん(77)。広いリビングは人形や置物で溢れかえっている。なかでも「こけし」は5,000体あるという。中学生の頃、郷土玩具の面白さに目覚めて収集を開始。その後社会人になり、焼物・彫刻・絵画などにも手を広げ、現在コレクションは数万点に及ぶという。1階で座ってくつろげるのは積み上げたコレクションの間のスペース、わずか2か所だけ。室内がコレクションだらけになったのは、妻・みさ子さんが20年前に他界してから。みさ子さんは収集にも理解があり、整理整頓してくれていたという。今回のお宝は15年ほど前に地元の画廊で手に入れた「藤田嗣治の油絵」。購入金額は1,000万円だったという。おかっぱ頭にちょび髭・丸メガネ、奇抜な衣装を身にまとっておりついたあだ名は「Fou Fou(フーフー)」(フランス語でお調子者)。藤田嗣治は1920年代、芸術の都・パリで認められた最初の日本人画家。しかし27歳でフランスに渡るまで日本での画業は決して目覚ましいものではなかった。東京美術学校卒業後、文展に三度出展するも全て落選。藤田がフランスで注目されるようになったのは、パリでピカソやモディリアーニなどの新進気鋭の画家たちとの交流を通じて編み出した独自の色と表現方法。ベッドにゆったり横たわりまっすぐに正面を見据える女性。そのつるりとした真珠のような柔肌は「素晴らしき乳白色」と絶賛された。それ以上のパリの人々を驚嘆させたのが、細く美しい線。藤田は墨と油絵の具をなじませ日本画用の穂先の長い面相筆を用いて平面的かつ装飾的に描いて見せた。一躍時代の寵児となったが世界恐慌が怒り絵が売れなくなると、何の未練もなくパリを離れブラジル・アルゼンチン・ペルーなど南米の国々を歴訪。各地で土着の風俗に心を奪われ、そのエネルギーを貪欲に吸収するうちキャンバスで鮮やかな色彩が乱舞するようになった。1933年に日本に帰国してからは、北の大地に生きる人々の姿を20メートルの壁画に描くなど精力的に活動したが、第二次大戦後は再びフランスへ。藤田は60歳を過ぎた老境にあったが、絵筆を握る手を休めることはなかった。描いたのは愛してやまないパリの町並みや市井の人々。最も好んだのは無垢な子どもたち。69歳のときにフランスに帰化。その4年後にはカトリックに改宗する。洗礼名は敬愛してやまないレオナルド・ダ・ヴィンチにあやかり「レオナール」とした。そして自身の信仰のあつさを表すため宗教画に没頭していく。藤田が最晩年に描いた大作「礼拝」は、透き通るような白い肌の聖母に緊迫の服をまとった少女、聖母の傍らで祈りを捧げるのは藤田自身。その姿は絵画芸術を追求する求道者そのもの。依頼品は藤田嗣治の油絵。非常に小さく、大きさはハガキ2枚ほど。描かれているのは盲目のストリートミュージシャンらしき人物。サインに「1955」とあることから、藤田がパリに戻って市井の人々を描いていた頃の作品の可能性がある。
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「藤田嗣治の油絵」本人評価額は購入価格の1,000万円、鑑定結果は3,000万円だった。山村さんは「藤田が70歳を迎える頃に描かれた1枚。裏路地でギターを弾き語る様子がとても力強く描かれていると思う」「藤田は製作日記をつけていたが、その中にこの作品に対する記述があった」などと評価した。
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