カナダのコンビニ大手が、セブンイレブンなどを展開するセブン&アイホールディングスの買収を提案していることがわかった。セブン&アイが受けている買収提案は、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォンクシュタール」からのもので、法的拘束力はないという。セブン&アイは独立社外取締役で構成される特別委員会で検討したうえで、提案を受け入れるか拒否するかなどを判断する。アリマンタシォンクシュタールは「クシュタール」「サークルK」といったブランドで北米、ヨーロッパなどに店舗を展開している。提案の行方次第では、コンビニを軸とする世界有数の巨大小売りグループが誕生する可能性も出てきた。