財務省は外資が日本企業への出資をする際に事前の届出が必要となる企業リストを更新し、セブン&アイ・ホールディングスが最も規制の厳しい分類に加わったことが明らかになった。セブン&アイはカナダの企業から買収提案を受けていて買収手続きに大きな影響を与えそう。企業リストは外為法に基づくもので財務省は企業に対して任意の調査を実施した上で企業リストを定期的に見直している。外資が出資をする際に事前の届け出が必要となるコア業種は88社増え、セブン&アイホールディングスは新たにコア業種に分類された。セブン&アイホールディングスはカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けていて動きが注目される。